わしの日記

2024/06/11 (火)

退職後の手続きについて~国民年金への切替



5/7に手続きをしたのに、いまだ通知が郵送されてこないので、不安に思って地元の年金事務所に電話した。
自動ダイヤルから質問内容を選び、口調だけ丁寧だが何を言っているのかわからない女性につながった。以後、この女性に敬意を表するため口調等から受けた印象をもとに「お母さん」と表記する。
質問しても答えが、わしにとっては常にピンボケであったが、2つだけ分かったのは、
  「国民年金保険への切替は既に終わっており、郵送は手続き中である」
  「付加保険料の申請は受理されていないので、別途行う必要がある」
の2点。付加保険料は、事務所に行くのが大変なら、マイナポータルでもできると教えてくれた。わしは河野太郎は虫唾が走るほどキライだが、模範的国民であるからマイナカードもしっかり作ってある。

お母さんとの電話相談は、正直疲れた。まず支払い方法。わしは前納を利用して、かつ、お得と言われる口座振替にしたかったのだが、現在送付手続き中の書類は向こう10ヶ月分のものであり、そういう希望は受け取られていないとわかった。
また、今から2年前納したくも「できない」というのですね。口座振替は期中からは開始できない、の一点張り。その説明が……何度聞いても、全く要領を得ない。6月分が間に合わないから22ヶ月分しか申し込めない、ということを一生けん命に、わしの質問をさえぎって続行してくださるのだけど、たぶん、説明してくださっている女性ご自身にとっては、何度となく説明を繰り返した内容であり、わかりきった自明のことだから、相手(わし)が何を聞きたがっているのか、理解も想像もできないのだろう。
「期」はつまり役所の年度、4月から翌年3月までが「期」であり、その区切りをまたいで「1年」「2年」などの前納はできない、と言っている。そんなこと、会社づとめをしていた人間なら誰でもピンとくるし、5月分が間に合わないので、24ヶ月から4月・5月の2ヶ月を引いて22ヶ月です、ということを一生けん命話してくれるんだけど、知りたいのはその月数の引き算じゃないんだ、というのが、どうしても伝わらない。

5/7に地元の事務所で手続きしたときには、支払い方法を希望したか、書く欄があったか、付加保険料をどうしたか、助言をもらったか、など、記憶があいまいである。たぶん聞かれなかったか、申込用紙にも書く欄が無かったのかもしれない。役所に赴いて書類をその場で書いて出す場合、コピーを取ることはできないし、役所側も、よほどのものでなければ控えなどくれないから、1ヶ月前のわしは何を申請したか、思い出せない部分がある。

とにかく、受理状況を確認するに、わしの希望は内心、もしくはこの日記内にとどまり、公式には、全く受理されていないとハッキリわかった。
これ以上、月数計算の講義を受けても仕方がないので質問を変えた。
この電話で、可能な限り長い月数を前納する書類を送ってもらう約束をしているわけなのだが、結果として、納付のための書類が2種類、我が家に届くことになりますよね。どうすればいいでしょうか?
そうしたら、期待に反してこれがドツボにはまり、いよいよもって、何を言っているのか、聞き手のわしには、全くわからなくなった。

先に届く納付書は無視して、そのあと届く書類でやればいいのね?……というレベルの、わしとしては、他愛のない質問のつもりである。
何しろ、あまりにわからずやで、わしもイライラし始めており、少し場を和ませる必要を、いち市民として感じたわけである。
するとお母さんは、5月分だけは最初の納付書類で払ってくださいという。
わしは書類のイメージが湧かないから、『5月~来年3月』を請求する一枚ものの書類をイメージして喋っている。つい、これも軽い感じで、
「書類は10ヶ月分で一枚なんでしょう、5月だけ払うなんてできるのですか?」と、軽い気持ちで聞き返してしまう。
でも、回答者のお母さんは、この質問が、そんな素朴な単純な可愛らしい質問だとは思えないらしい。イメージが、まったく湧かないのだろう。
わしの口調から何らかの深淵の哲学的な巨大な質問を感じ取ってしまったのか。
あるいは、わしが、回答者に不信感を持っていることを感じ取られてしまい、逆に「これはいけない」と焦ってしまったのか?
お母さんは必死になって、わしにとってはどうでもいいことを説明し始めてくれる。時間がもったいないが、遮っても、ずーっと喋ってる。(マニュアル通りなんだろう)
「各月分の請求書に分かれているから、5月分だけ使えばいいんですよ」とか、あるいは「請求は無視して一部だけ払ったとしても、払った分は受理されますから大丈夫ですよ」といったレベルの答えを聞きたかったのだが、すみませんお母さん、なに言っているのかわかりませんでした。

※いま書いていて気になったんだが、5月~来年3月だと10ヶ月じゃなくて、11ヶ月じゃないのかな。……ことほど左様に、お母さんの説明は一から十まで納得のいかないものばかりだったのである。そのくせ、一生懸命引き算の講義をしてくれるんだから、わしが素直に聞けなかったのも、多少は同情頂けるのではないだろうか。しかしここでは、実際やりとりした言葉の通りに記載して、掘り下げずに、次に進みます!


支払方法としては、口座振替と現金払いが違うこと、今回届く納付書は現金払いのみだ、というのが、お母さんにとって「言うまでもない常識・前提」だと察するにも、時間を要した。わしには理解できていなかった前提に基づいて、一生けん命話してくれてたんだなと気づいた時には、30分近く過ぎていた。

都度都度、「こういうことですか」と合いの手で確認すると、「はいそうでございます」とその場は進むんだけど、最後の最後に念のため「ではこれこれこうすればいいですね」と最終確認をすると、また矛盾する(とわしには思えちゃう)ことを言って混乱させて長引かせてくれるんですよね……

後で電話の表示を見て驚いたけど、44分も話していた。が、結局、大事なことがわからない。
結局、準備しかけてくれていたらしい申請書の送付依頼はキャンセルした。こんなあやふやなことで手続きをして、誤解による禍根を万一残したら、わしにとっても、回答者のお母さんにとっても、決して良いことではない。

電話を切ったあと、おおきなクエスチョンマークを頭上にいっぱい出しながら、マイナポータルを初めて登録した。
「ねんきんネット」は前から使ってはいたが、初めてスマホから連携してみた。
それで気づいたんだけど、既に「ねんきんネット」には、厚生年金が終了して国民年金に切り替わったことが表示されていた。これを見ればよかったのだ。もちろん、国民年金に加入した最初の月は未納、と表示されている。認識どおりである。それを払わせてほしいから年金事務所に電話して、冒頭の無駄な時間を過ごしてしまったわけなんだからね。

まず付加保険料の申込をした。自分が申込したのかしてないのか、いまいちわからんのだが、万が一、二重に申請したとしても、二倍もらえるはずもないし、無駄に倍の保険料取られることもなかろう。これも、やり方はすぐわかり、すぐ申請が受理された。もちろん、結果が出るのは、人間の事務処理が挟まるだろうから、だいぶ先だろう。

続いて、ねんきんネットの目立つところに口座振替について、

 令和6年3月からは期中でも申請できるようになりました

と書いてあり、さらにご丁寧に「口座振替がお得」と明記したリンクがすぐ近くのわかりやすいところにあり、あっけなく、口座振替の2年前納が申し込めた。これでよしよし、いや待てよ、さっきの電話の説明は、なんだったんだ。お母さんの情報が古いのか、それとも、わしがわかってない深淵な前提により、ぜんぜん別の話をしていただけか……?

もちろん申請受理まで、即時で終わるわけではない。最大1、2ヶ月待てとどこかに書いてあったような気もした。電話のわからずやのお母さんも、別に故意にウソを言っていたわけではないだろうから、きっと『今から口座振替を申請しても、5月分に遡及はしてくれない』のは、本当にその通りなんだろう。ただ「ねんきんネット」で加入状況・納付状況をじぶんで確認できれば、大間違いは無いと安心できるし、手続きの間に合わなかった5月分、間に合わないかもしれない6月分以降の納付も、しかたない、個別に現金で納めに行こう、と諦めはつくというものだ。

教訓。
・国民年金に加入する際、付加保険料をどうしますか?とは聞いてくれない。自分で忘れず手続きしよう!
 (年金事務所でなく、近くの一般事務所で手続きしたからかもしれない)
・年金事務所に電話しても全く要領を得ない場合があると思われる。「ねんきんネット」を見れば判ることもあるので、併用しよう。
 恐ろしいほど的確に記録が表示されてビビるぞ!!
・マイナカードやポータルは、やっぱり便利だ! 河野太郎は大嫌いだが、こいつは便利な代物だ。
 個人的には、もちろん情報漏洩は怖いんだけど、でも、こいつが普及して改善されることもあるはずだ。それは、ここに長々と書いた個人の便利・不便利といったことを越えて社会的に、たとえば不逞外国人の医療費タダどりなどが根本解決されるといいなとも、思うのである。今の保険証は紙切れを見せるだけだもの、ふざけた日本をナメきった不逞外国人がおり、その外国人の増長を助長するアホ議員や、あろうことか反対運動を煽る反日政治家がいる。リベラルを自称する連中は必ず「差別だ」「日本人だけ良ければいいのか」と叫び、反対の声を圧殺する。蓮舫や山本太郎など狂った左派の言葉は無視して、普及させたらいいんじゃないの。マイナの使い方はいろいろ考えられ、中には怪しいものや頼りないものも出てくるかもしれないが、改善をして先に進むべきだとわしは思うし、基本姿勢として、大きなメリデメを考えるべきではないのか。例えばマイナ保険証に反対することで、その実、外国人の不正な医療タダ乗りを助長するなんて、アタマがどうかしていると、わしは思うよ。

リベラル勢力が反対デモを煽っているってことは、その制度は、きっと間違いなく、日本人のためになるものだ、とも言えるかもしれない。「差別」「(外国)人の権利保護」と、いつもの常とう句を並べて、横断幕を出して練り歩いて、歩いているのがまたいつもの、アタマのおかしい活動家ばかり。左翼活動家もすっかり高齢化しちゃって気の毒だが、非は非として指摘せねばならない。