わしの日記

2000/ 3/10 (金)

馬鹿は遍在している


みかけが若いというのはいいことなのか、悪いことなのか。また、頭のおかしなあんちゃんにからまれてしまった。わしの性格として、こういうときは、ひくわけにはいかん。そのまま警察までひっぱっていった。わしって、良識派だろ? というか、叩きのめす腕力がないだけかもね。暗闇に連れていったところで、そいつの仲間が出てきたら困る、ってことかな。わしは、いつも、ひとりだからな。ホント、階段から蹴り落としてやろうと思ったよ。さすがの温厚なわしも。

頭、おかしいからさ。言うことといったら、「前に割り込もうとした」ってそればかりなんだ。なんのことかさっぱりわからん。厚底の変なねーちゃんを避けて歩いていたら、後の、知能指数が8ぐらいしかなさそうな変な二足歩行のサルが、こともあろうにわしのような天才を捕まえて何か言っているから、わざわざ振り返ってやったんだ。わしって、ほんとやさしいよね。そしたら、
「おまえ、おれを見たろ」
だって。あまり幼稚だから、ケリ入れてやろうかと思ったけど、思いとどまったよ。わしって、大人になったなぁ。普通だったら、そのまま、エスカレータの下めがけて、蹴落としてるわ。酔ってるから、優しいんだゾ。感謝せよ>サル

んで、殴らないように注意しながら押したり押したり押したりして(笑)交番まで連れていったんだが、まったく損だね。結局お巡りさんをタテに、壁の向こうでそのサルが
「キィ!キィ!」
と、自分本位の、オンナの腐ったような自己弁護をわめいているのを聞かされながら...わしは、普通に、供述するわけじゃん。近頃何かと評判の悪い警察だけど、こんな時はさすがに「お巡りさん」なんだし、ひとめ、両者を見ただけで、もう明らかにどっちがおかしいかわかるわけじゃん。で、わしに向かって
「帰っていいですよ、遅いですし」
とかいってくれるんだけど、わしはそんなんで、納得するわけないでしょう。でも、結局、そのバカ、交番の奥から出てこなかったね。逃げやがって。顔、覚えてるぞ。ホント。だから、その、逃げ隠れしてる馬鹿に聞こえるように、大声でいってやったんだよ。殺すぞ、とは言わないけどね、お巡りさんの前だからさ。でも、お巡りさん、かばうんだよね。やさしいね。でも、おれからすれば、そんなに狂人をかばうなよって。そう言いたいね。っていうか、しっかり言ってきたけどさ。当然じゃん。もし、まわりに誰もいなかったら、このクズは、刃物でも振りかざしたかも知れないんだぜ。そんなバカの首根っこつかまえて交番に突き出したわしは、市民の安全を守った英雄として金一封をもらいこそすれ、睡眠時間を削られてまで警察で尋問される筋合いないじゃん。

夜の電車には、頭のおかしなやつが多すぎるよ。

その馬鹿ともみあったときに、突き指しちゃったんだけど、そのあと交番に行っても
「痛み分け」
と言わんばかりに、相手について何も教えてくれないし、要するに、そんなキチガイにからまれたわしが、不運だった、と。それだけなんだろね。はー。指が痛いぜよ。

以前、調布でお巡りさんにからまれた(笑)件で、大いに警察署に文句を言い、このページでも論説をぶったわしだから、ここはちゃんと警官に対して仁義を切らねばなるまいと思い、
「こんな夜中に、こんなくだらないことで、ご苦労さんっす」
とひとこと礼を述べてきたが、相手の発狂サラリーマンにその自覚はあるじゃろうか。ないじゃろう。

おい、馬鹿。おれのページ見て、自分のことだと気づいたら、少しは反省して、公園のゴミを拾うとか、電車の空き瓶を拾うとか、何かしろよな。もちろん、一番いいのは、車にでも轢かれてこの世からさっぱり消えることだぞ。こともあろうに、わしのような偉大な人物に迷惑をかけたんだ。それなりの劫罰は覚悟しろよな。