おれのIT日記
2004/05/03 (月)
細野 晴臣 Daisy Holiday を聴きましょう
TVチューナーカードは最近いろいろなのがあって、まるでPCの必需品であるかのような?扱いをされているようである。かく謂う、テキスト主義者のおれも、高いカードは買ってないけど、アイオーのGV-MVP/RZを付けて、結構満足している。外づけカードは、一見邪魔でコストも高いように思えるが、おれのように、何台かのPCを同時並行で使い、一台の調子が悪ければ隣へ引っ越す男には、実に便利なのである。USBを引っこ抜いて差し換えればいいんだから。
で、何を録っているかというと、「水曜どうでしょう」がほとんど全てなのだが...
もちろん、たまにはNHKアーカイブスも録る。
一方、FMチューナーカードはあまりメジャーではないようだ。容量を食ってかなわないビデオなんかより、音声データの方がはるかに扱いやすいし、ニーズもあると、おれなんか思うのだが。
何を録るかというと、これはInterFMの「細野 晴臣 Daisy Holiday」に決まっている。
さてこれをどうやってMP3にするかがわしの頭を占める主要な問題だったのだが、現在は、次の方法に落ち着いた。PCと何の関係もない通常のミニコンポでカセットテープに録る。MDもあるけど、わざわざテープで録る。このテープを、PCに接続した格安ウォークマンに入れ、その出力端子をサウンドブラスター君の入力端子に挿す。MDウォークマンを持っていないおれにとって、この工程は必須である。この音を「SoundEngine」で録音してwaveファイル化し、最後は「午後のこーだ」でMP3化している。
何か、こう書くと、改めて無駄な気がするのだが、とにかく今のおれはこうしているのだ。例えば、なぜミニコンポから直接PCに音を入れないのかというと、これは部屋の配置の問題もあったりする。配置換えをすればいいではないかとあなたは言うだろうか。いや、おれの考えでは、そーゆーことは本質的な問題ではなくて、一回他のメディアに落とすこと自体がおかしい。そのメディアがカセットかMDかは、あまり大した差ではないのである。まとめよう、つまり
なぜ使いやすいPC用FMチューナーカードにおれは巡り合えないのか
ということこそが問題の全てであり、アルファでありオメガであり、ありおり侍り、いまそかり。(???)
ところが、おれにとって頭の痛い問題は、こうして録りためていると、
「そのうちまとめて聴こう」
という気になって、内容をよく調べないで、大失敗することがあるのだ。だから、あまり便利にならない方がいいのかも知れないとさえ思う。いったいどっちがいいんだ?
例えば、録音時に、「内部フォーマットを24bitにする」オプションをチェックしておくと、時々MP3コンバートが失敗することがわかった。これを知らずに、昨年から今年にかけての、貴重な録音を、聴かないまま、全部ぱーにしてしまった。
音楽はその場で聴いて、本はその場で読んで、という風に心掛けないと、単に集めて飾って満足する人になってしまうのかも知れない。