おれのIT日記

2002/09/29 (日)

kylix

ライセンスが……


JBuiler7 SEは期待はずれだ。大幅な値下げ?と思わせておいて、実は、Professional版がなくなったため、ど高いEnterprise版を買わなければ、Webアプリ開発ができなくなってる……Webアプリ以外で、JBuilderなんか買うやつ居るか???(おっと、暴言)

そんな折り、Delphi Studioが届いた。
これにはKylix3のDelphi版だけがついてくる。正確に言うと、Delphi用のキーだけがついてくる。実際インストールするとわかるけど、メニューには、kylix3(C++)ってちゃんとできるんだよね。ファイルも入ってるみたい。

kylix3は別に問題がないので、ここに書くほどの話題はないのだが、問題はKylix2である。わしの荒っぽい環境では、OSの入れ換えどころか、パーティションの切り替えも日常茶飯事、ほとんど、インストールのためにPCに向かっているのではないかと自分でも疑いたくなるほど、何度も何度もセッティングばかりしている。これは盆栽いじりみたいなもので、やめられないのだ。kylix3を買ったんだから、もういいだろうと人は言うかも知れないが、古いバージョンも手元にないと不安じゃないか、寂しいじゃないか。

だから、せっかくの週末、じっくり腰をすえてkylix3をいじりたいが……その前に、まず、kylix2が動く環境をきちんと作って、比べながら進めたいもんだ。

ただ、そうやってインストールを繰り返すと、borlandのオンラインライセンス取得も、そのたびに、何度も何度もしないとならない。

すると、ある日、「このインストールキーでは、これ以上取得できません」とエラーが出た。
http://reg.borland.com/kylix2.htmに接続してもやはり同じ。なるほど、ちゃんと回数を勘定していたとは、これはえらいことである。しかし、感心している場合ではない、こっちは困る。

で、borlandにメールを出したら、折り返し「リセットしました」と返事が来た。
では、さっそくまたインストールするとしよう。

ところが、これがはまったのだ。

まず、メールで、ライセンスキーを送ってくれたんだけど、これはもう使えなくなっている。
なぜなら、OSごと入れ換えてしまったから、元になる生成キーが変わってしまったんだ。
だから、またオンラインでキーを取得しなければならない。

まず、Vine2.5を入れた。
ところが、どうしたわけかXの設定がうまく行かず、ようやく苦労してセッティングを終えてキーを取得して、さてkylix2を使おうと思ったら、何も言わず止まってしまうんだね。いったいどうしたんだ?>Vine

頭に来たから、今度はRedHat7.2を入れた。
そしてまたオンラインでサインアップして……そしたら今度は、どうしたわけか、使うたびに、ライセンスを要求してくるのだよ。Kylix2が健忘症にかかったみたいだ。.NETみたいな奴だ。ファイルが書けないんだかなんだか……でもrootでインストールしたからそんな単純な問題ではないと思うが……都合、5回ほどもオンラインでライセンスキーを取得したろうか。いいかげん、「これは変だ」と思って、やめた。
原因を考えたがわからないので、またOSを変えることにした。今度はひとつ古くして、RedHat7.1だ。

HDDもちゃんとフォーマットして入れなおしたんだが、また健忘症にかかったkylix2になってしまって、都合3回ほどライセンスキーを取得した。いや、頭に血が登ってたから、もっとしたかも知れない。
それでkylix3を入れたら、今度はたちあがらないんでやんの。

もうまる一日近くこんなことやってるんだが、いったいいつになったらプログラミングできるのか???

最後、ついに諦めて、ちと古いが、Turbo Linux 6.0を引っ張り出してきてインストールした。
これは……うまく行ったのだ。
インストールも無事出来たのだ。
しかし、読者の期待通り、ここでまた「このインストールキーでは、これ以上取得できません」とエラーが出たのだ。わしはもう、机につっぷしたよ。

いったいどうなってるんだ。こうしてまた週末は何もできず終わったのだ。