わしの日記
2004/11/02 (火)
まったくもってひどい風邪
本当にひどい風邪だ。もう2週間たって、病院で貰った薬も飲み干し、やっと治ってきたかな?と思ったら、昨日は一日中寒気が止まらなかった。夜、案の定、爆発的に熱が出て、39度。
絶対これはインフルエンザだなと思って布団をかぶり、汗をかき、ガクガク震えて一夜を過ごし、病院に行ってレントゲンを撮ってもらったが、特に肺炎の気配もないという。
……。
秋を感じつつ、独りで、とぼとぼと歩くのが、最近はとても好きだ。心が和む感じがする。街路樹の赤さが、やたらと美しく感じられる。こんなもん、今までは何とも思ってなかった。
近所のW公園で、黄色いいちょうの樹を眺めた。
葉が風に舞って落ちるのを、親子三代だろうか、おばあさん、お母さん、そして子供が、歓声を上げて喜んでいる。
まだこういう上品なたたずまいの家族も、この社会には残っているんだな。
それもしかしあと何年持つのだか?
既に「日本」は滅びつつあり、何が何だかわからないアメリカの属国が、ぽつんと残る。
わしはそんな国で、システムエンジニアでございます、などとかしこまっていられるほどノンキじゃない。
咳がまたひどくなったので、散歩もそこそこに、家に戻ってまた布団をかぶった。